鎌倉時代の建長8年(1256)に、小金城主であった千葉介頼胤が、鎌倉極楽寺の良観房忍性を招いて堂宇を修め、真言宗の大日寺を開いたのが始まりといわれています。現在の万満寺(臨済宗)となったのは、千葉介満胤の時代の康暦3年(1379)といわれ、満胤は鎌倉の瑞泉寺にいた夢想国師の高弟で、夢想7哲の一人を招いて中興開山し、関東管領足利氏満の満の一字をとって万満寺と号したといわれています。
 万満寺 大門 馬橋 松戸