高札場跡 本町1丁目  大垣市 岐阜県
本町の北隅、札の辻と呼ばれたこの地に、幕府からの禁制や通達事項などを板札に書いて揚げる高札場が設けられていた。各宿場間の里程測定の基準になり、移転はもとより文字が薄くなったときでも、許可なく墨入れなどはできなかった。明治6年(1873年)に廃止されたが、この高札場は昭和になっても掲示板として使用されていたようである。