美濃路清洲宿本陣跡 清洲2丁目 清須市 愛知県
清洲宿は、はじめ一場桑名町に置かれたが、1668年火災に遭い、ここに移された。以来この本陣は、将軍上洛、大名参勧、勅使や朝鮮・琉球使節、お茶壷の参府、時には大象の下向などの休泊所となり、美濃路のなかで最も豪壮な建物であった。1878年明治天皇一行も小休した。1891年の濃尾地震で建物が倒壊、火災に遭い、わずかに免れたこの正門のみが、縮小して再建され、唯一清洲宿本陣の名残となっている。 美濃路まちづくり推進協議会