芭蕉句碑 大須観音境内 大須2丁目 中区 名古屋市 愛知県
 芭蕉翁は、貞享4年(1687)に再度名古屋を訪れた際12月3日の夜、京町筋の書林風月堂にて如行、夕道、荷兮野水らと俳諧を催し折からの雪にこの句を得て堂主夕道に書き与えたと言う。
   いざさらば雪見にころぶ所まで    芭蕉翁
元の歌仙句碑は、文化文政頃の建立といわれているが、その後幾度の変遷を経てここ大須観音に身を寄せていたものである。芭蕉翁三百年忌を迎えるにあたりその追善と名古屋文化発掘の一助として再建するものである。 名古屋大須ロータリークラブ