西南隅櫓(重要文化財) 本丸1 中区 名古屋市 愛知県
古くは未申櫓ともいわれ、屋根2層、内部3階の櫓である。外部に面した西・南両面には軍事用の「落狭間」(石落とし)を張り出して屋根は千鳥破風にし偽装している。この櫓は濃尾大地震で石垣と共に崩壊したが、大正12年(1923)宮内省によって修理復旧され鬼瓦などに菊花紋が見られる。