縄文土器聖火台 与板 与板町 長岡市 新潟県
与板町出土の数多い縄文土器のうち聖火を想わせる装飾土器が、昭和39年第19回新潟国体の聖火台の原型となりました。太古の土器を型どる聖火台に火を点ずるアイデアは世界にもその例がなく全国的に大きな話題になりました。与板体育協会はこれを記念し、浄財によって町にも聖火台を製作いたしました。この聖火台は、町出土の装飾深鉢土器(4〜5千年前)を忠実に模写し高さ3mに拡大したものであります。その製作にあたり、聖火台の意義と尊い文化財の価値を永く伝えたいものと考えている次第であります。  昭和39年6月  与板町体育協会