道しるべ地蔵 摂田屋3丁目 長岡市 新潟県
旧三国街道と道しるべ地蔵
ここに坐しておられるお地蔵様は、江戸時代より三国街道との岐路にあって、
台石には″右は江戸 左は山道″と彫られており、道しるべ地蔵と言われておりました。文化3年(1806)に、千手のたばこやさんによって功徳を得るために建主、寄進されたと台石に彫られております。約200年になろうとしております。江戸へ旅する人は、ここで道中の無事を祈って旅立っていったという事です。お地蔵様には今でも子宝安産・無病息災という事でお詣りが絶えません。今では小社でお守りしており、毎年八月に感謝のお祭りを催しております。このお祭りは明治の頃より一年も休む事なく続けられているという事です。