榎峠古戦場跡 妙見町 長岡市 新潟県
榎峠は北越戊辰戦争の古戦場である。この地は三国街道の難所として知られ、信濃川が断崖の下にあった。慶応4年(1868)5月、ここ榎峠で、東・西両軍の激しい戦いがあった。はじめ官軍が榎峠を占領していたが、長岡藩兵らの東軍側が奪いかえし、対岸の西軍陣地と砲戦を展開した。また、南方の街道上からも激しい攻撃があった。東軍側がよく守ったため、戦いは朝日山に移っていった。