下宿地蔵尊 芦之沢 横堀 渋川市 群馬県
葦之沢近くの横堀字十二、旧三国街道沿いに安置されている。 地蔵は釈迦入寂後虚空菩薩が現れるまでこの地上において世人救済に当るというので、日本各地で地蔵祭りが行なわれた。ここには安山岩丸彫りの首無し地蔵二体があり、明和6年(1769)10月15日、もう一体に「願主地蔵堂恵定」とある。次の宿の中山宿の人が馬に荷をつけて当所を通過中荷が片寄ったので、道傍らの地蔵尊の頭部をとって重しとして荷鞍に結わんで帰xした。その後疫病と不魔が続いたのでアッと思い出して前非を悔い新しい地蔵尊を彫って安置したのが現在の像だという。高さ75cm、「○恵横堀宿」と文字がある。  以下略 子持村