金井宿本陣の地下牢 金井 渋川市 群馬県
この地下牢は三国街道金井宿の本陣内に造られたもので、江戸時代中期のものと推定されている。間口約3m、奥行き4m、高さ2mの石積み造りで天井は松材の角梁上に栗材が並べられている。また南側には小窓が設けられている。金井宿は近くに吾妻川渡りと、杢ヶ橋関所を控えていることから、吾妻川が増水して川止めとなった時などに、佐渡送り罪人を一時入牢させたものと考えられる。 昭和63年10月  渋川市教育委員会