旧三国街道金井宿脇本陣跡 金井 渋川市 群馬県
金井宿は旧三国街道の宿駅として創設された。その年代は江戸初期の慶長、元和、寛永の諸説があるが、脇本陣所蔵の後世の記録には元和8年(1622)と記されている。宿は上之町、仲之町、下之町の3町からなる。宿長5町(300間)、これを30等分し1戸をおよそ間口10間(約18m)奥行20間と宿割りし東側29戸、西側24戸を下金井及びその周辺より移住させた。間口の広い整った宿割り、屋敷の裏に流れる用水、夜盗道等に往時をしのぶことができる。