真光寺 渋川並木町 渋川市 群馬県
市指定史跡
壱銭職の聖徳太子塔
指定年月日 
平成7年11月29日
渋川市(並木町)702

この塔は、安政3年(1856)、渋川村中ノ町武蔵屋梅八が願主となり、当時壱銭職と呼ばれた百名ほどの髪結床の人達が、諸職の神である聖徳太子を祭った塔である。
 石工は、信州高遠の人たちで、太子孝養像・梅八坐像などにその作風がみられる。
 刻名の屋号や地名から、江戸後期の髪結床の動きがわかる県内に例のない貴重な塔であるo


   渋川市教育委員会