双体道祖神 上野田 北群馬郡 群馬県
旧三国街道
この道は昔三国街道といい、三国峠を越えて越後・佐渡に至る道で、江戸時代5街道に次ぐ主要な道であった。全長190km、群馬県内は高崎から三国峠まで約75km、高崎市本町で中山道とわかれ北進し、金古を経て吉岡町田中で現在の県道高崎−渋川線の西に入り、明治小学校の側を通り上野田・小倉から行幸田田圃の中を北に進み渋川・金井・北牧を通って中山峠を越え利根郡に入り下新田・猿ヶ京を経て三国峠を越えて新潟に至った。人馬のほか物資の交流の道でもあった。江戸幕府の取り締まりも厳しく途中吾妻川を渡る所に杢が橋関所・三国峠にかかる所に猿ヶ京関所の二つの関所を設けた。  平成3年4月1日  吉岡町教育委員会