金古神保家大門(表門) 金古町 高崎市 群馬県
金古宿は、江戸初期に三国街道の宿場町として成立した。神保氏は当地の旗本松田氏の代官として、代々名主も努めた豪農であった。現在、主屋と表門・圏舎が残っている。中でも表門は、総ケヤキ造りで、北側に門番の部屋が付属する。南門柱などに多くの埋木があるのは、慶応4年の世直し一揆に襲撃された際の補修によるものである。群馬町重要文化財 昭和52年4月指定