江戸から甲府までの甲州道中(甲州街道)が下諏訪まで延長されたのは慶長15年(1610)ころである.そのころここは青柳宿といい、この権現の森の北西に家が並んていたが、たびかさなる宮川の洪水や慶安3年(1650)の大火を機に南方の現在地へ移転し、翌4年に金沢宿と宿命を改めた。この宿は山浦方面や松倉峠(金沢峠)を越して高遠方面に通ずる分岐点として交通上、物資の流通上重要な所であった。  以下略  平成17年7月   茅野市教育委員会

権現の森 金沢 茅野市 長野県