この八幡社は古くは鍬形八幡と称されていたようであり、嘉禎3年(1237)の『祝詞段』に「神戸ニクハカタ」と記されている。現在の建物は宝暦12年(1762)の建立になり、棟梁は伊那郡沢底村(現辰野町)出身の加藤吉左衛門である。(中略)この建物は建立時代および工匠が明らかであり、正統様式の端正な建築技法を示す点、当地方の近世社寺建築の流れを知るうえで重要なものである。 平成15年3月 富士見町教育委員会 | |
双体道祖神 |
雪ちるや穗屋の薄の苅のこし 芭蕉
天保14年(1843) |
八幡社 御射山神戸 富士見町 諏訪郡 長野県