富士川は日本でも有名な急な流れの川です。このため大雨のときには、たびたび荒れ狂います。現在のようにコンクリ一トも機械も無い大昔に荒れ狂った川の洪水を防ぐ事は大変なことでした。 この「聖牛」は、洪水の流れを弱めるために考えられた日本で有名な古い河川工法のひとつで、戦国時代のこの甲州が発祥の地といわれています。見てのとおり三角の形をしているので、上の部分が牛の角のように貝えるためこのような名前がついたといわれます。 「聖」の意味ははっきりしませんが、現代風|こいえぱスーパーとかウルトラという意昧だろうともいわれています。 聖牛は、大きさで「大聖牛」、「中聖牛」、「聖牛」の3つに分類され、ここに設置されているものは「中聖牛」の大きさのものです。 |
聖牛 信玄堤 釜無川 竜王 甲斐市 山梨県