本陣は江戸時代大名公家幕府の役人高貴の人の宿泊する所である。石和御本陣は寛永年間(1625頃)幕府の命により此処に置かれた。特に大名が宿泊し信州松代城10万石真田伊豆守及び松平甲斐守15万石を初め全国の大名が宿泊し大名宿とも言われ明治維新まで続いた。建物は書院造り、門・玄関・上段の間を備えて広大な構えであった。明治13年6月19日明治天皇御巡幸のみきり御休憩の御予定のところ同月6日、大火により焼失し現在土蔵一棟のみ現存している。 石和町 

石和宿本陣跡 1051番地 市部 石和町 笛吹市 山梨県