徳川幕府は慶長から元和年間にかけて甲州街道(江戸日本橋から信州諏訪まで約55里)を開通させました。笹子峠はほぼその中間で江戸から約27里(約100km)の笹子宿と駒飼宿を結ぶ標高1096m、上下3里の難所でした。峠には諏訪神社分社と天神社が祀られていて、広場には常時、馬が20頭程繋がれていました。峠を下ると清水橋までに馬頭観世音、甘酒茶屋、雑事場、自害沢、天明水等がありました。  以下略

旧笹子峠  大月市笹子町黒野田/甲州市大和町日影  山梨県