荘厳寺(幡ヶ谷不動) 初台 本町2丁目44−3 渋谷区 
道しるべ
門内左手にある常夜燈は、現在の環状6号線と甲州街道の交差点付近にありましたが、道路工事のためここに移されました。この常夜燈は嘉永3(1850)年に建てられたもので、台石中段には幡ヶ谷の荘厳寺、12社の熊野神社、井の頭弁財天への道のりが刻まれていて、道しるべの一種であったことがわかります。(中略)また、墓地への通路の左側に、俳人松尾芭蕉の  
暮おそき 四谷過ぎけり 紙草履 という句を刻んだ碑があることなどから、江戸時代には市中からこのあたりまで、人の往来がかなり多かったと思われます。  東京都渋谷区教育委員会.