江戸時代に信州高遠(たかとう)の藩主をつとめた(元禄4年より幕末まで)譜代大名内藤家の墓所です。現在の墓所は、昭和27年東京都の区画整理事業に伴い、墓地の西北部にあったものを現在地に改装したもので、約3百坪・57基の墓塔を現存の3基に改装し、改装記念碑を建立しました。墓塔は3基とも宝篋印塔で、中央が5代正勝(寛永6年造立)、右側が13代頼直、左側が内藤家累代の墓塔(共に明治時代の造立)となっており、このうち正勝の墓は区指定史跡に指定されています。以下略  新宿区教育委員会
 内藤正勝の墓(内藤家墓所) 太宗寺 新宿2丁目