間口3間。奥行2間。茅葺。楼門上の中央に両扉を付けた重層入母屋造りで、桁行5.7m、梁間3.6mです。楼門は肘木で外縁を支えて高欄を廻らし、石川丈山筆の「凌霄閣」の額を掲げています。正面桟戸の両側には華燈窓を施しており、内部には室町時代の釈迦如来坐像、江戸時代初期の文殊・普賢両菩薩坐像、南北朝時代の十六羅漢像を安置しています。
  平林寺 三(山)門 野火止 新座 埼玉