五本ケヤキ 上板橋1丁目
(前略)5本けやきは元上板橋村村長・飯島弥十郎家の屋敷林の一部であった。道路用地となったため、切り倒される予定であったが、同家の強い要望もあって工事はこの木を避け、昭和13年〜翌14年にかけ完成した。武蔵野の面影を残す五本けやきは、ドライバーの疲れを癒すオアシス的存在であり、昭和45年には地元の有志によって五本けやき保存会も発足し、その保護に努めている。  平成3年10月  板橋区教育委員会