日吉神社は南北朝時代(太平記の時代)霊山城落城のとき桑折五郎元家が、霊山城にまつられてあった山王権現を移したものといわれている。霊山城をのがれた一行は宝財踊りを踊りながら逃れ来て江垂村の風呂の沢に来て、井戸の水を汲み、直垂を浸し水を味わったという。ここから江垂村の地名がおこったとされる。この井戸が今日の「日吉神社のおみだらし」であり、この井戸(泉)の水で眼を洗えばxxxxxしたといわれ、今でも参拝者がたえない。井戸は四季を通じ、また如何なる旱魃にも枯れたことがなく多くの人の心を癒している。かって「福島の水」に推薦されたことがあるが平成4年には「ふくしまの水・百選」にえらばれた。  寄贈 酒井敏夫

  日吉神社のおみだらし 中館 江垂 鹿島区 南相馬市 福島県