砂岩の岩山を穿った間口47尺、奥行17尺、高さ18尺の岩窟の奥壁に高さ八尺余の仏像を八躯半肉彫にしてある。像は顔面剥落しているが衣紋の刀法並びに光背の手法に観るべきものがある。この地は大悲山と称されて古来から信仰されている。  平成10年2月 小高町教育委員会

薬師堂石仏 泉沢 小高区 南相馬市 福島県