塩屋埼灯台 みだれ髪の歌碑 いわき市
この灯台は、いわき市沿岸のほぼ中央にあり、地元では”豊間の灯台”といわれ親しまれています。明治32年(1899)に設置・点灯され、その後昭和15年に改築されたのが現在の灯台で、昭和46年(1971)までは職員が居住して保守点検に当っていました。福島県沿岸を航行する船舶の重要な道しるべとなっています。   燈光会 昭和62年12月
美空ひばりさんの復帰第一作として、いわき市「塩屋埼」の海をテーマとする、船村徹先生作曲、星野哲朗先生作詞による、「みだれ髪」「塩屋埼」が発表され、全国ヒット曲となる。
この記念碑は海を守る灯台守の妻として幾多の苦難の道をのりこえた田中きよさん(小名浜在住)の手記が昭和31年の婦人雑誌に載った「海を守る夫と共に20年」に心うたれた木下恵介監督により「喜びも悲しみも幾歳月」と題して映画化されたものを記念して建立されたものです。