穂積家住宅 上手綱1337 高萩市
穂積家住宅は江戸時代後期の民家として貴重なものである。この住宅の主体をなす主屋は、5段茅葺屋根寄棟造りで寛政元年(1789)の建築である。その後多少改造はされているが、建築当時の原状が比較的良く保存されており、この地方における江戸時代の豪農住宅の代表的なものということができる。また、長屋門・土蔵・庭園・水路等も一体的な価値をもつものと判断される。 以下略     平成元年3月   高萩市教育委員会