この東に広がる村松海岸は白砂青松の景勝地で、天保4年(1833)水戸第9代藩主徳川斉昭(烈公)は、水戸八景の一つに選び、自筆による「村松晴嵐」の名勝碑を建てさせた。この碑は村松晴嵐の碑と呼ばれ、この奥の階段を上がり、さらに80m程行ったところにある。また、この上の奥の院のわきには、俳聖芭蕉の「埜を横に 馬引きむけよ 時鳥」の句碑が建っている。   

村松晴嵐の碑・芭蕉句碑 村松虚空蔵堂 境内