子安観音寺 寺家3丁目 鈴鹿市 三重県
この寺は、聖武天皇の天平勝宝年間(749-756)の創建で縁起によれば「この浦(鼓ケ浦)に鼓の音あり、怪しみて網を下しけるに、鼓に乗り観世音の尊像上らせ給う、帝これを聞こしめし、伽藍建立ありて勅願寺となりぬ。 妊婦安産の霊験あり」と記されているほか、奈良東大寺古記にもこのことが記録されている。