銭掛松 高野尾町 芸濃町 津市 三重県
昔、病気になった参宮道者が、旅半ばで引き返す際、この地の松に銭を結びつけ、松を拝んで立ち去った。別の人がその銭を取ろうとすると、銭が蛇に化けて襲い掛かったといわれ、この松に銭を掛けると参宮と同じくらいのご利益があるという民話が残る。
文政5年(1822) 「ぜに可け松」