道標 椋本 芸濃町 津市 三重県
この道は、東海道と伊勢街道を結ぶ伊勢別街道にあたります。ちょうど中町から横町へ曲がる角に道標と木製標柱がみられます。目然石の道標には「左さんくう道」と大書されており、年紀はありませんが江戸時代後期のものと思われます。右側面には、小さく「右榊原」とあります。木製標柱(道路里程標)には、「津市元標へ三里三拾三丁目八間」 「関町元標へ弐里五丁五拾壱間」 「大里村大字窪田へ弐里弐丁五間」と記されています。これは、明治時代に道路の起点、終点、分岐点、などに知事の定める位置に設置されました。この地には、明治43年(1910)7月に建立されました。 現在の木製標柱は二代目)