肝入(肝煎)は、村の有力者の中から選ばれました。原則として各村に一名置かれました。年貢や諸役の割り当てや徴収・検地帳など帳簿の作成と保管・百姓のきまりの徹底・土木工事の願い出・など村の一切の行政事務を行ないました。従って、そなえて置く帳簿の数は大変な数でした。金沢には、町の外、端郷である飯倉にも置かれていました。

  肝入宅跡 金沢 花泉町 一関市