鈴木家は、紀伊の国熊野の鈴木氏から分かれた一族であり、鈴木将監重信公の代に、登米伊達初代藩主相模宗直公が、水沢城より登米に移るに伴い慶長9年に移住し班列一族、知行高6211文を賜り外道川原に戦功をたてた。元禄時代頃、鈴木家の屋敷は後小路東角地に見出せるが、天保10年以後に現屋敷に移ったものであり、登米の武家屋敷の一般形式とは異なり「直ご家形式」になっているのが特徴である。 本施設は、登米町の武家住宅に接し当時の面影をしのんでいただくため、無料休憩所「春蘭亭」として整備したものである。   平成2年3月   登米町

旧鈴木家武家屋敷「春蘭亭」 登米町