伏見奉行所跡(桃陵団地) 西奉行町 伏見区 京都市
 桃陵団地の歴史
伏見は平安時代には鳥羽と並ぶ貴族の別荘地帯てあったが、都市として繁栄したのは豊臣秀吉がこの地に伏見城を築き、城下町と伏見港を整備してからである。 江戸時代には三代将軍徳川家光の時に豊臣ゆかりの伏見城を完全に壊し、寛永元年(1624)に富田信濃守の屋敷のあった場所に伏見奉行所を建設した。その場所は現在の桃峻団地の敷地で伏見城の跡地への入口と港を監視する位置にある。明治維新の時(1868)幕軍のたてこもる伏見奉行所は、官軍の攻撃「こより焼け落ちた。明治時代以降、陸軍の土地となり、工兵隊の基地「こなっていた。以下略  平成2年10月 京都市