藤森神社 深草鳥居崎町 伏見区 京都市
平安遷都以前に建立された古社で、スサノオノミコト、神功皇后、日本武尊など十二柱に及ぷ神々を祀り、洛南深草の産土神として崇敬されている。 「菖蒲の節句」発祥の神社として知られ、菖蒲が勝負に通じること、毎年五月五日に行われる藤森祭で曲乗りの妙技で有名な「駆馬神事」が行われることから、勝連と馬の神社として特に信仰が厚い。また、日本書紀の編者であり、日本最初の学者である舎人親王を祭神としていることから、学問の神としても信仰されている。(中略) 本殿東の、神功皇后が新羅侵攻の際に軍旗を埋納したといわれる旗塚や、ニつとない良い水として名付けられたという名水「不ニの水」は有名である。 六月の紫陽花が見事で、「紫陽花の宮」とも呼ばれている。 京 都 市