春日神社 中屋敷 上越市 新潟県

春日神社は、今から1020年前の天徳2年(958)の創建。越後国府々内全域鎮護の神として、奈良春日大社の分霊を勧請し、鉢ケ峰上に祀りました。以後この山を春日山と称するようになりました。永徳年間(11381)守護代長尾高景が、春日山城築城に際し現在地に移し、春日山鬼門鎮護の神として、当地方の鎮守の神として祀りました。慶長16年(1611)徳川幕府より50石寄進の墨付を受け、以来神領として朱印地50石は明治まで続けられました。祭神は、藤原氏の祖神、天児屋根神・武甕槌神・経津主神と女神比売神を合わせ祀ってあります。