直屋・寄棟造・萱葺  面積 131.65u  建設年代 江戸後期
保存修理工事 平成7年、現地保存
 現存する武家住宅の中では、唯一玄関が妻側に位置する形態です。建設年代も幕末から明治のものと推定されます。 藩政期における居住者は判明しませんが、嘉永7年(1854)に村上を訪れた佐賀藩士牟田高惇の日記には「元 岡本左太夫」の屋敷であったと記されています。しかし、明治の村上藩の分限帳には岡本左太夫の名前は見当たらないことからどのような武士が住んでいた住宅なのか現在のところ不明です。
旧成田家住宅 新町 村上市 新潟県