左:喜っ川 右:益甚
「大町」 村上城の大手門(追手門)前の町。上町との境は安良町への丁字路となり、高札場があって「札の辻」と呼ばれた。寛永10年(1633)、元羽黒にあった羽黒神社の現地への遷宮の折、当町が車に載せた太鼓を打って町を練り歩いたのが、村上大祭の初めとされる。同12年(1635)の村上惣町並銘々軒付之帳には家数37軒とあり、寛文5年(1665)の文書には当町に11軒の造り酒屋が見える。大町の由来は城下の中心的な繁華な町の意を込めたもの。 平成19年 神無月 村上商工会議所
家並み 大町 村上市 新潟県