御蔵 梅本町 伊達市 北海道
明治6年に建てられたもので、開拓移住当時亘理から持ち込まれた伊達家の先祖伝来品、伊達政宗関係資料、書物などを入れた長持30個ほどを収めていました。この建物は「御蔵」と呼ばれ、大きな梁に桁を組む手法が特徴である旧領仙南地方の蔵の構造をしています。,この蔵内部の半分は中二階となり、広幅の階段をもつ長持蔵でまた、二つの入□のつくりと錠前の構造は江戸時代的なものです。和釘(角釘)を使用している歴史的古建築物として、道内でも珍しい建物です。    伊達市文化財指定 平成4年9月28日  伊達市教育委員会