旧イギリス領事館 元町 函館市 北海道
函館にイギリス領事館が置かれたのは、安政6年(1859年)日本最初の貿易港として開港した時のことで、函館ではアメリカ、ロシアに次いで3番目の領事館として初代領事ホジソンが称名寺に開設しました。文久3年(1863年)に現在の元町のハリストス正教会の西隣に領事館を新築しましたが、数度の火災にあい、この建物は、イギリス政府工務省上海工事局の設計により、大正2年(1913年)に竣工したものであり、昭和9年(1934年)の閉鎖まで領事館として使用されていました。平成4年(1992年)8月からは、開港記念ホール、開港の歴史を伝える展示室、旧外国公館の雰囲気の中で食事や各種ティーを楽しめるレストラン・喫茶室などを設け、一般公開をしております。 函館市