同社に伝わる本町最古の古文書「大野土佐日記」によれば、元久2年(1205)砂金を求めて甲斐の国(山梨県)からこの地に来た荒木大学が、天下泰平と当所の安全を祈願し、寛元2年(1244)大野家の始祖了徳院に命じて賀茂の上社と下社のニ社を創建したときに始まると伝えられる北海道で最も古い神社である。古くは上雷にあったが、大正4年(1915)9月この地に遷座した。 また、同社は別雷神という逓信の神をまつるところから、古来より恋の成就を願う人がここでお参りすると、相手に心が通じると言い伝えられている神社である。  平成7年3月  知内町
雷公神社 元町 知内町 上磯郡 北海道