明治初期、幼くして目を患いながらも貧しい家庭を助けるためにつけ木(マッチ)を売り歩くなど孝養心をもって生きたという実在の人物。43才で没したといわれる。ある富豪の家に生まれた指が不自由な子が木古内の坊のお墓の土をかけたら治ったなど様々な言い伝えが残されている。その心を後世に語り継ぐために、町はずれの海辺の公園に町民の善意によって像が建てられた。
木古内の坊 本町 木古内町 上磯郡 北海道