三河国分尼寺金堂跡 忍池 八幡町 豊川市 愛知県
三河国分尼寺の金堂は、発掘調査の結果、東西26.1m(柱間7間)、南北13.7m(柱間4間)の瓦葺きの建物であったことがわかり、基壇の中央から仏像を安置した須弥壇の跡が発見されました。また、基壇化粧は乱石積で、?(瓦質の舗装材)を用いて階段が築かれたこともわかりました。 こ金堂の基壇規模は、国分尼寺としては最大級であり、奈良時代の金堂の現存建物である奈良の唐招提寺の金堂に匹敵します。