国指定重要文化財 長所(ながどころ) 江戸時代慶安元年建立(1648)
組物や軒は簡素な造りであるが、柱には丹が塗られており、飛貫や軒桁には極彩色の文様が施されている。また白く見える上部横板は絵画の下地であり、そこに垣間見える緑色のように、一面に草花が描かれていた。内部の小壁には今でもはっきりと草花文彩色画が残っている。屋根は本来?葺きであったが、昭和になって銅板葺に変更された。本殿や他の文化財の建造物と同様に修復・復元が待たれるものである。
長所(旧拝殿) 櫛引八幡宮 八幡 南郷区 八戸市 青森県