江戸時代の往還道や主要な脇街道には宿駅が設けられ、旅人の利便が図られた。この鍛冶谷沢駅も元和年中(1615〜23)に設置されたもので旅籠、休憩所、茶店が設けられ、出羽海道玉造五駅(岩出山・下宮・鍛冶谷沢・尿前・中山)の宿駅として人馬の補充・継立が行われたところで、現在も街時の面影が残されている。
鍛冶谷澤駅跡 町 鳴子温泉 大崎市 宮城県