大崎氏の始祖、斯波家兼公は足利氏の一門である。1354年(文和3年)新田義貞討伐の軍功により奥州管領に任命され、奥州に下向、大崎氏を称する。その子孫は室町、戦国時代、奥州探題として東北の地に君臨し、大崎五郡(加美、志田、玉造、栗原、遠田)を12代にわたって支配した。(中略)なお、この付近を称して「御仮屋」とよぶのは、1638年(寛永15年)仙台藩主2代忠宗公が領内察の際、ここに仮り舎を設けたことによる。  昭和63年3月16日建立  中新田城跡保存会
中新田城跡 北町 加美町 加美郡 宮城県