側高神社 大倉 香取市 千葉県
四箇の甕の由来
此の四箇の甕を俗に「四季の甕」と言う。石段の側から春の甕、夏の甕、秋の甕、冬の甕、と称して各々の甕の水量が、四季折々の降水量を示すとも言われる。自然に溜まった雨水の量を以て占いの基礎としたものであろう。神験に依ってその年の豊凶や、生活の吉凶を知ろうとした古人の純朴な信仰が偲ばれる。 昭和63年3月13日 甕・玉垣の奉納者