第14回 ロンドン大会

1948年7月29日〜8月14日 
実施競技種目数: 20競技136種目
参加国・選手数: 59の国と地域から4092人
大戦の責任を問われ、日本とドイツは招待されず

判定機器がさらに進歩。写真判定器や跳躍距離測定器が登場。
家庭へのテレビ放映が始まる。

オランダのファニー・ブランカーズ・コーエンが陸上100m、200m、80mハードル、リレーで4個の金メダル。走り高跳び、走り幅跳びでも世界記録保持者であったが、当時の女性個人陸上競技参加は3種目までという規制のため参加できず。

日本選手、幻の金メダル
当時、日本の競泳陣は日本大学在学中の古橋広之進
、橋爪四郎らが泳ぐたびに世界新記録を更新していた。ロンドン大会と同時に開催した全日本水上選手権大会で、1500m自由形で、古橋、橋爪がそれぞれ世界新記録を樹立、ロンドン大会の金メダリストの記録を上回った。
翌年8月、ロサンゼルスで開催された全米屋外選手権に古橋と橋爪が出場。古橋は400m、800m、1500m自由形と800mリレーの4種目でいずれも世界新記録をマークして優勝。

第5回 サンモリッツ冬季大会(スイス)

1948年1月30日〜2月8日 
実施競技種目数: 5競技22種目
参加国・選手数: 28の国と地域から669人
開催に先駆けて、スキー選手のアマチュア性が問題となり、スキー抜きの冬季大会が検討された。
THE OLYMPIAD 1948
INDEXへ