今津郷 | 大関 扇正宗(今津酒造) |
西宮郷 | 日本盛 白鷹 白鹿(辰馬本家酒造) 灘自慢(国産酒造) 多聞 寶娘(大澤酒造) 灘一(松竹梅酒造) |
島美人(北山酒造) 喜一(木谷酒造) 金鷹(本野田酒造) 金鹿(灘酒造) 徳若(万代大澤醸造) | |
魚崎郷 | 桜正宗 道灌(太田酒造) 浜福鶴 松竹梅(宝酒造) 大東一(田端酒造) 酒豪(豊澤酒造) |
金正宗(松尾仁兵衛商店) | |
御影郷 | 白鶴 菊正宗 剣菱 戎面(坊垣醸造) 瀧鯉(木村酒造) 大黒正宗(安福又四郎商店) |
福寿(神戸酒心館) 灘泉(泉勇之介商店) 泉正宗(泉酒造) | |
西郷 | 富久娘 沢の鶴 福徳長 金盃 |
平安時代の大路(おおみち)とされた山陽道は、都と九州大宰府を結ぶ古代国家の大幹線道路であった。鎌倉時代には衰えたが、江戸時代になると西国と畿内を結ぶ交通路として大いににぎわい西国街道の名で親しまれた。この老松は、大名行列が通ったころの街道の面影をわずかに残す並木の一本だという。 東灘区役所 |
ここは幻の道として知られている、徳川道の起点である。徳川道は江戸時代末期(慶応3年)に幕府か兵庫港を開港するにあたって開港場付近の外国人と西国街道を往来する諸大名や武士との衝突を避けるために作られた迂回路である。そのコースはここで西国街道と別れ当時の徳井・平野・高羽・八幡・篠原の各村を経て杣谷を通り、杣谷峠・森林植物園・鈴蘭台・白川・高塚山・長坂・昨日大蔵谷までの8里27町9間(約34km)であった。 |
徳川時代兵庫津の行政機構は全域を三分し岡方、南浜、北浜とした。これを三方(みかた)と称し、大坂町奉行支配であった。三方にはそれぞれ惣会所があり名主が惣代や年寄などを指揮して行政をおこなっていた。岡方は浜に接しない町々を含めて総称し、岡方惣会所をここに設けていた。 |