花川戸公園・姥が池跡地 浅草
姥が池は、昔、隅田川に通じていた大池で、明治24年に埋め立てられた。  中略   昔、浅茅(あさじ)ヶ原の一軒家で、娘が連れ込む旅人の頭を石枕で叩き殺す老婆がおり、ある夜、娘が、旅人の身代りになって、天井から吊るした大石の下敷きになって死ぬ。それを悲しんで悪業を悔やみ、老婆は池に身を投げて果てたので、里人はこれを姥が池と呼んだ。 平成8年3月8日  東京都教育委員会